「まだイったこともねートコへ」「行ってらっしゃい、あなた」

宗教色の強いビジネス本を薦められた知人、からの又聞き。
「意識とはすごいものだそうだ」
うむ。
「普段考えがちなのは自分の意識だが」
うむ。
「本当に大事なのは無意識だ」
うむ。
「無意識にこそあらゆるものが映しこまれる」
うむ。
「無意識には知らず知らずあらゆるものが積り積もる」
うむ。
「意識よりも無意識こそが強い」
うむ。
「無意識の願望は知らず知らず表出する」
うむ。
「無意識の願いは叶えられる」
うむ。
「だが無意識に善悪の判断は無い」
うむ。
「だから負のイメージを知らず知らず持っていると」
うむ。
「無意識が勝手に叶えてしまう」
word out.


こちとらおもちゃの兵隊さんじゃ。昼間ことさらにあれこれ意識してトテチテタってんのに、無意識風情に何が出来るというのか。手懸りは blog などする程度の{渇望|焦燥}と blog などする程度の{羞恥心|厚顔無恥}。路上のペットボトルキャップ。鳩の轢死体。そこから何が見えるか。

一週間過ぎ二週間過ぎ、ひと月ふた月日が経って、一年と一日航海したが、マックス、そこから何が見えるか。何か見えなくてもいいのか。

'nuff respect

充分。満足な。十全。足れり。どこに。


酔ったときに書いていくことにする。無意識というモンスターを信じてのことではなく、ただありがとうさようならと虚空へげっぷするがために。生きていくために。おれのためにおまえのために。恥も外聞も無く立ち上がれ。